本を買おうかどうしようか
迷ったときのルールがあります。
ルール1 目次を見る
ルール2 目次で気になるところから読む
この「投資の教科書」は、
興味のあるところからまた別のところへ
鳥のようで飛んで読んでみるのも
いいものだと思います。
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ルール1 目次を見る
ルール1のとおり
目次を1ページ目、2ページ目と進んでいくと
第三章の項目の上には
虫の目、鳥の目、魚の目って書いてあり
色付けされています。
鳥の目、虫の目、魚の目とは
どんなものか説明があります。
「虫の目」で見る対象は企業
→配当利回り、PERなど
「鳥の目」で見るものは景気や政策
→アメリカの雇用統計
消費者物価指数など
「魚の目」はふわっとした市場の雰囲気
→VIX指数
株式市場は不確かです。
何が株価に影響するかは
いろんな要素が複合しています。
決算シーズンですが、
決算内容ばかり見ていて、
米国の経済指標を見ていなければ
「木を見て森を見ず」になります。
著者はこの3つ目の説明だけでは
盤石ではないとマイナス点も述べつつ
さまざまな角度からニュースに
接していくことが大切だと言っています。
ルール2 気になるところから読む
一番面白かったのはリスクへの考え方です。
日本人はリスク=危険と捉えがちですが、
アメリカ人はリスクとは変化を
楽しむことと捉えているようです。
未来がどうなるか分からないことが
リスクです。思いのほか上昇する
こともまたリスクです。
そんなリスクへの考え方の紹介でした。
今は働き方も変わり転職も多くなり、
ずっと同じ会社にいる時代ではありません。
著者からは、
転換していく時代にわくわく感をもって
向き合うことで世の中が面白く
楽しくなる、そんな生き方をしてみては
と感じるものがありました。
私は40代です。小さな虫は虫眼鏡ならぬ
老眼鏡がなければ見つけられなくなり
ました。
ぼやけた世界に突入しましたが、
鳥の目、虫の目、魚の目で
子供の輝く目のように「見つけた!」が
発見できたら、わくわくです。
最近わくわくしましたか?