山崎元氏の「がんになってわかったお金と人生の本質」の要約

おすすめ本

最近私を悩ます
絶対にお金で買えないもの

『ちちとのめんかいじかん』

父が入院する病院の規則は
面会は週2回
1回につき2人
面会時間は15分(タイマー付き)

この本から学ぶこと
「お金では買えないもの」

山崎氏の残したかったこと

『たくさんの人に正しいことを伝えたい』

山崎氏が
がんになり、寿命を意識して
成し遂げたいと思った3つのことがある。

【山崎氏が成し遂げたいこと】
①息子に語りかける本を書きたい
②以前出した本の改訂版を出したい
③施設にいる母親に挨拶したい

本の中でも何度も出てくる言葉があり
それは、

サンクコスト(埋没費用)
すでに支払ってしまって回収できない費用のこと
お金や時間、労力も含む

一般的な例を出すと映画があり、
つまらなかった映画のチケット代、
映画の時間、
映画を見るために使った労力・・・

すでに払ったお金や時間(サンクコスト)は、
戻ってこない

では、山崎氏は?

山崎氏のサンクコスト

山崎氏は、
病気になって検査にかかった費用と
治療方針を決めるまで悩んだ時間

もう取り戻すことはできない
サンクコストであると言っている。

取り戻せないのなら、
「いつまでもくよくよしていても
仕方ないじゃないか。」

山崎氏がサンクコストから考えた行動は、
「この治療を中断して、直ちに退院したい」

そして医師に伝えすぐに退院したのだ。

簡単に山崎氏からの学びを紹介しよう。

損得勘定で考えても検査を受けるべき
がん保険は必要ない 
治療費は健康保険制度で十分だ
増え続けた持ち物を手放す 
適切な時に惜しまずにお金を使う 
今しかできない体験を 
自分が会いたい人にだけ会う

この先どうするかだけに注力して、
考え抜き、行動していく姿に
圧倒された。

私で言えば
『ちちとのめんかいじかん』

もっと親孝行すればよかったと
後悔する時間、
その反面、面会制限をする病院に
ついイライラしてしまう時間、

時間もサンクコスト、
思い悩む時間はもったいないから
さようなら

大事なのは次への行動

タイトルとURLをコピーしました