宇宙飛行士の野口聡一氏「本の意図」

おすすめ本

「作者の意図するところを書きなさい」

自己啓発本を読むときの鉄則として
著者は何が言いたいのだろうか?ということを
大学入試試験並みに考えるのだが、

今回は、
絶対に不正解になる自信がある

というか意図していないところが
良かったというべきか・・・。

意図しない納得感

「どう生きたいのだろうか?」
悩んだことはありますか?

就職のとき
仕事がうまくいかないとき
転職を意識したとき
大切な人が亡くなったとき
なんとなく悲しいとき

何かの節目の時に考えることがあるのですが
本を読んでハッとさせられたことがあります。

海外では「人間がどう生きるか」は宗教が果たす役割
物心ついた時から・・・それぞれの宗教に基づいて、
 「人間はどう生きるべきか」について学んでいるのです。

野口聡一/どう生きるかつらかったときの話をしよう

何らかの宗教を信仰している人というのは、
小さなころから「どう生きるのか」を教えて

もらっています。

例えば、
キリスト教では良い行いをすれば
神の国に行くことができます。
イスラム教では、信仰すれば
来世での救済が約束されます。

単純明快といいますか、

本とは脱線しますが、
世界では約16%が無宗教と言われており
(下記参照)


日本では約60%の人たちが無宗教と
言われています。


どうりで、
「君たちはどう生きるか」がヒットするはず。

著者の伝えたいこと

野口氏は宇宙から帰った10年間で
大変苦しみました。

一番はギャップ

宇宙に行く前の期待された自分と
地球に戻り任務を終えた自分


他人からの重圧が強かったようです。

思い悩む根本の原因は、
「自分はどういう人間なのか」
「自分がやりたいことは何なか」
「自分はどう生きるのか」といったことを、
他者の評価を軸に考えていた点にありました。

著者の思いとして、
「どう生きるのかは自分で決めていい。」

幸せにつながることをしてみようと
いうことです。

わたくしごとですが、
40歳過ぎて上昇志向もなく
特にやりたいこともなく
目指す試験もない。

作者の意図を試験並みに
考えなくても良いのだ。

もっと自由に
本も自由に。

本を読む時間が幸せ
書いているこの時間も幸せ

それでよいですね、野口さん!


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