【要約】「お金の減らし方」の本は2人だけ。大江英樹氏と森博嗣氏

おすすめ本

人間ドックで尿路結石が見つかった。

あるテレビで
縄跳びをすると結石が流れると聞き
(※諸説あり)、
週1回ボクシングジムに通い始めた私

当然だが、
週1回の運動で結石は
流れるはずもなく、
月2000円を上乗せして、
フリー会員になろうかと真剣に迷っている。

世の中にお金の増やし方の
本はたくさん出版されているが、
お金の減らし方の本は2冊しか

出ていないらしい。

2つの本の話。

学び①大江英樹氏「数字でみる人生最後のお金」

著書では『死ぬ時に1番お金を持っている』
というデータを示している。

日銀金融広報中央委員会
「家計の金融行動に関する世論調査」に
よると年齢が高くなるほど貯蓄額が増える
というデータがあり、

この理由として、

著者は、
『老後のためにお金を貯めなければいけない』
という壮大な物語(ナラティブ)
人々は支配されているのではないか?と
問題提起をしている。

普通のひとであれば
「公的年金は死ぬまで
支給されるのであれば、
たとえ何歳まで長生きしようと
生活に困ることはないでしょう。」
と言っている。

要は、過度に心配しすぎるのもよくない。
今しかできないこと、
好きなことのために、
お金を使っていけばいいではないか?

と言い、

著者ビル・パーキンス氏の
「DIE WITH ZERO」の紹介をしている。

学び②森博嗣氏の線路は続くよどこまでも

土地を買って庭に線路を作り続ける人物
森博嗣氏をご存知だろうか?
この人がお金の減らし方についた本を
出しているもう一人の人物であり、

著書の中で天引き消費というものを紹介している。

「どんなに貧乏な時でも僕の収入の
1割を自分の趣味のために使った」、
そして奥さんにも「渡したお金の1割を

遊ぶために使いなさい」と言っている

この著者から学ぶことは

①お金ではなく目的に価値がある
②他人に見せるためにモノを買わない
③欲しいものを見定める

著者の庭には線路があって
線路を作ったらその次は

「電車を走らせたい!」
人も乗ることができる電車があるようです。

どちらの本も言えることは、
「蓄えるだけの人生なんてさようなら」

縄跳びの話に戻って、
「そんなに縄跳びがしたいなら
家の前で跳んだらいいじゃない?」と
友人に言われたけど、

マンションの玄関で縄跳びを必死で跳ぶ
40歳過ぎた中年女性(私)。

ドスン、ドスン、ドテ・・・
ドスン、ドスン、ドテ・・・
あまりに滑稽な姿は、
とても見せられるものではない。

縄跳びを飛んで結石を流す(諸説あり)
のため、前向きにフリー会員になったのだ。

私が何よりほしいものは、
「いし(石)を流す強いいし(意思)」

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