投資というのは買うのは簡単ですが、
難しいのは売ることです。
少しの利益が出るとすぐに売ってしまい、
少し損をするとすぐに売ってしまうからです。
売ってしまいたい衝動にかられた時に
私はこの本を開くようにしています。
リンク
今回はオルカンなどの
全世界株式インデックスファンドに
投資した場合のリスクのお話です。
リスクの計算「ほったらかし投資術」
最高と最悪を想定したリスクの計算
思いのほか株価が上昇するものリスク、
思いのほか株価が下がるのもリスクです。
経済が好調な時には40%のリターンが
期待でき、逆に市場が大きく崩れた
場合には資産が3分の1になる可能性が
あると述べています。
実際に計算してみると
【1年間の投資金額が300万円の場合】
①経済が好調な時は40%のリターン
最高 300万円×1.4=420万円
②暴落時は資産が3分の1減る
最悪 300万円×3分の1=200万円
あなたの決めた投資金額が1年後に
いくらになるのか計算してみることです。
本では「最悪ケースを基準に、
無理のない範囲で投資金額を決める」と
言っています。
ほったらかし投資の良さ
ご自分のリスクを計算したら、
後はほったらかしてください。
【ほったらかし投資の良さ】
仕事に集中できる
土日も自由な時間がある
証券会社へのログインが減る
趣味の時間が増える
これに学びオルカン投資する
子供にも伝えました。
【子供に伝えたこと】
部活、勉強、遊びに集中できる
上手くいけばお小遣いが増える
毎日株価を見なくて良い
頻繁に売買はしない、
長期的な視点で運用するという
大事な視点です。
山崎元氏と水瀬ケンイチ氏の基本思想
この本の良さは人柄が滲み出ているところです。
「誰もが同じ方法で良い。」
投資にできる限り時間をかけない
投資でストレスを持たない
そんな著者たちの熱い思いがビシバシと
伝わる本でした。
最後に、
オルカンというのは登録商標です。
名称を使うときは許可がいりますが、
山崎元さんと水瀬ケンイチさんが
提言した「ほったらかし投資」には何の
許可もいりません。
誰でも使っていいし、
誰でも本の名前にしても良いんです。
そんな優しい言葉を読んだら、
いつか本を出そうかなって夢が広がるのです。
山崎さんのお言葉
「人生を大いに楽しむ」です。