本屋大賞受賞「成瀬は天下を取りにいく」著者宮島未奈氏の感想

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全国の書店員が「いちばん売りたい本」
「成瀬は天下を取りにいく」が選ばれました。


成瀬あかりという高校生の主人公は
頭も良くて才能があるけど
破天荒な行動で周囲から怪訝な目で
見られることもあって、

「そんなことして大丈夫?」
と思われてしまうところがあります。

この物語が面白いのは、

そんな成瀬を友達の島崎みゆきが、
「こいつ何やってるんだ?」と思いながらも
巻き込まれていくところです。

そこに完全に巻き込まれた私です。

成瀬と島崎の2人でMー1グランプリ
出場するという話があります。

Mー1グランプリを終えた時のこと

(広瀬)
「これで一生『M-1グランプリに
出たことがある』と言えるように

なったな。」

成瀬に言われて、私(島崎)の
人生にもM-1グランプリの出場歴が
刻まれたことに気づいた。

宮島未奈/成瀬は天下を取りにいく


「したい。」と「した。」は全然違います。

とてもマイナーなスポーツ、
マスボクシング(相手にパンチを当てたら減点
になるというルール)のとても小さな試合に
出ました。

40歳過ぎての習い事、
リングに立つ若者を羨ましく見ているだけ
だったけど、

見ると出るは雲泥の差。

結果は30歳も若い相手と戦いボロボロでした。
でも良いんです。

私もこれで一生
「リングに上がった」と言える。


何かストレスを感じたり、
なんだかイライラしてしまう気持ちを
切り替えてくれました。


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